第31回・第32回・第33回 ICANOF八戸芸術大学=ICANOF第9企画展特別プログラム

第31回 及川廣信(芸術哲学)ダンスワークショップ
《身体、それは植物層・動物層・人間層の三つの地層からなる全アート領域の花芯である》

2009年9月20日(日) 午後16時~18時 (受付15時40分スタート)
会場:八戸市美術館2Fギャラリー
 

©KATO Hidehiro

©KATO Hidehiro


ムッシュー・オイカワ来たる(!)

これまでカラダを動かすことを知らなかった人も、カラダを動かすことを知ることになる/これまでどうしても突き破れなかったダンスの壁を、いつのまにかスルリと突き抜けていることに気づくスリルのダンス/水面を歩く、宇宙を息づく、世界に触れる、花芯になる、その実践的スキルのダンス―――
 

受講者:10名限定 [要予約] (2009/9/10) お陰様で定員に達しました。及川廣信さんの身体表現論に御関心のある方は、ぜひ翌21日のアーティストトークに御来場を!
(中高生以上、一般。動きやすい服装で。一人一人に適切な実地指導がなされるため、事前申込みが必要です。ICANOF事務局:090-2998-0224)
資料実費ふくむ受講費:2000円 (当日、受付で)

※ワークショップ見学は原則としてありません。ムッシュー・オイカワの芸術哲学に関心がある方に限り、特別に認める場合があります。事前に問い合わせが必要です。

及川廣信 OIKAWA Hironobu
身体表現・芸術哲学。アルトー館主宰。近年の舞台作品に『アートは症状である―1・2』など。現在、「HIRONOBU OIKAWA 」に長篇ブログ執筆中。



第32回 《大久保一恵のprompt=敏捷なるダンス的書法/田島千征のprompt=耳打ちするダンス的奏法》

Molecular 2008 "ILLUMIOLE ILLUCIOLE," photo by ICANOF

Molecular 2008 “ILLUMIOLE ILLUCIOLE,” photo by ICANOF



2009年9月21日(月=祝) 14時半~18時半 (受付14時15分スタート)
会場:八戸市美術館2Fギャラリー (資料実費:1000円/当日2F受付にて)

  1. 佐藤英和映像作品 『CAN OF ICANOF (イカノフの缶詰)――BBBヴァージョン』
  2. 田島千征ダンス公演 『BBB -1』
  3. 大久保一恵ダンス公演 『BBB -2』
  4. 吉増剛造映像作品:gozoCiné 『エッフェル塔(黄昏)』
  5. 八角聡仁レクチュア 『〈残像的身体〉をめぐって』
  6. アーティストトーク 『写真・映画・絵画・ダンス―――そのめくるめく回流』
    出席:露口啓二(写真家)・伊藤二子(造形家)・八角聡仁(批評家)・及川廣信(芸術哲学)
    司会進行:米内安芸(ICANOF代表)・豊島重之(ICANOFキュレーター)
geidai_32_yasumi
特別講師:八角聡仁 YASUMI Akihito
批評家。近畿大学文芸学部教授。映像論、舞台芸術論。編著に『現代写真のリアリティ』(角川学芸出版)ほか多数。
geidai_32_tsuyuguchi
トークゲスト:露口啓二 TSUYUGUCHI keiji
写真家。札幌在住。2002年『現代日本写真/Black Out』展で〈8人の写真家〉の一人に選ばれ、パリ・ローマ・東京で巡回展。2004年横浜美術館『ノンセクト・ラディカル展』招待出品。2009年8月『東川フォトフェスタ特別賞・受賞展』。
geidai_31_oikawa
トークゲスト:及川廣信 OIKAWA Hironobu
身体表現・芸術哲学。アルトー館主宰。近年の舞台作品に『アートは症状である―1・2』など。現在、「HIRONOBU OIKAWA 」に長篇ブログ執筆中。
geidai_32_ito
トークゲスト:伊藤二子 ITO Tsugiko
造形家。八戸在住。1972年より毎年、個展を開催。今年も8月末に八戸市美術館で油彩個展。ICANOF展には2007年『ISTHMUSイスムス展』・2008年『68-72*世界革命*展』に次いで三回目の招待出品。
geidai_32_okubo
大久保一恵 OHKUBO Kazue
ダンスアーティスト。08年11月モレキュラー月島公演で、革命ロシア演劇の1940年銃殺された前衛演出家フセヴォロド・メイエルホリドを好演。
geidai_32_tashima
田島千征 TASHIMA Chiyuki
ダンスアーティスト。08年11月モレキュラー月島公演で、革命ロシア演劇を担い、1939年暗殺された女優ジナイーダ・ライフを好演。
geidai_32_sato
佐藤英和 SATO Hidekazu
映像ディレクター。京都生れ。ワークインプログレス『CAN OF ICANOF (イカノフの缶詰)』を制作・続行中。



第33回 公開プロジェクショントーク
《吉増剛増のエッフェル塔への、めくるめく回流》

――詩人吉増剛増が最近、挑んでいる映像連作「gozoCiné』を御存知だろうか。その19篇を集成した『キセキ=KI-SE-KI』が今年、日の目をみた。誰もみたことのない映画詩のユメがヒノメを浴びる、それをキセキと呼ばずして何と呼ぼう。ICANOFは『キセキ』のなかの一作「エッフェル塔(黄昏)」への旅から始める。知らぬ人とてない、あのエッフェル塔にどんなユメの時間が、メエルシュトレームの渦巻が秘されているのか。ナビゲーター八角聡仁さんとともに、塔のユメを解き明かす旅に、あなたも船出してはいかがでしょう。

2009年9月21日(月=祝) 午後4時~6時半 (受付3時45分スタート)
会場:八戸市美術館2Fギャラリー

  • 午後4時~ 『gozoCiné:エッフェル塔(黄昏)』上映
  • 午後4時15分~ 八角聡仁レクチュア『〈残像的身体〉をめぐって』
  • 午後5時~ アフタートーク『写真・映画・ダンス――そのめくるめく回流』
geidai_32_yasumi
特別講師:八角聡仁 YASUMI Akihito
批評家。近畿大学文芸学部教授。映像論、舞台芸術論。編著に『現代写真のリアリティ』(角川学芸出版)ほか多数。
geidai_31_oikawa
トークゲスト:及川廣信 OIKAWA Hironobu
身体表現・芸術哲学。アルトー館主宰。近年の舞台作品に『アートは症状である―1・2』など。現在、「HIRONOBU OIKAWA 」に長篇ブログ執筆中。
geidai_32_tsuyuguchi
トークゲスト:露口啓二 TSUYUGUCHI keiji
写真家。札幌在住。2002年『現代日本写真/Black Out』展で〈8人の写真家〉の一人に選ばれ、パリ・ローマ・東京で巡回展。2004年横浜美術館『ノンセクト・ラディカル展』招待出品。2009年8月『東川フォトフェスタ特別賞・受賞展』。
geidai_32_ito
トークゲスト:伊藤二子 ITO Tsugiko
造形家。八戸在住。1972年より毎年、個展を開催。今年も8月末に八戸市美術館で油彩個展。ICANOF展には2007年『ISTHMUSイスムス展』・2008年『68-72*世界革命*展』に次いで三回目の招待出品。

Comments are closed.