吉増剛造・豊島弘尚・鵜飼哲ほか共著『飢餓の木2010』以文社+ICANOF新刊に寄せて/豊島重之

2010年「飢餓の國・飢餓村・字(あざ)飢餓の木(略称KwiGua)展」図録=写真集表紙

HEY! ソリチュードたち!-bis 豊島重之(ICANOFキュレーター・本書編者)   (1) ――ピンチハンガーを手に足下の闇を照らして歩む、HEY!ソリチュードたち! そう、きみのことだ、よるべなき、HE […]

『アートポリティクス』 書評/金子遊

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「われわれの世界はいまもまた危機的な状態にある。そうしたなかで芸術家も批評家も研究者もその大多数は現実を見つめることから撤退し、現実を解明しようとする活動を忌避している。彼ら・彼女たち[…]

書評・ICANOF2009新刊『露口啓二写真集』/前田恭二

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讀賣新聞日曜版(2009年12月20日付け)書評欄より転載    風景写真の欄外には、しばしば日付と地名が付記される。それ抜きではいつどこなのか分からない、あいまいなイメージに過ぎないからだ。日付と地名が付記さ […]

「マウスト」劇評《逆立つ方寸に、耳を凝らし目を澄ます》/前嵩西一馬

Molecular Theatre "mouthed," photo by ICANOF

八戸市のモレキュラーシアターによる演劇『マウストmouthed』公演(芸術文化振興基金助成/豊島重之演出/大久保一恵・田島千征ほか出演)が、去る十一月二十一日から三日間にわたり、東京御茶ノ[…]

「マウスト」劇評/佐藤恵

Molecular Theatre “mouthed,” photo by ICANOF

長い一瞬に耐える身体、光の鑿で彫りつけられた表情、暗闇、暗闇が反転し光の射し込む穴、カメラ・オブスキュラの片隅にいたような気がします。観たものが逆さだとしたら、穴から逆さに落下し、大きく[…]

『マウスト公演』への助走・序奏(1)あるいは ICANOF『BBB展』余震異聞(1)/豊島重之

故郷山形寒河江の桑園で、樹上から糸をひいて墜ちる死蚕の群れを見仰ぎつつ(「桑の木から微かに音をひきながら無数に死んだ蚕が降っている」――『毒虫飼育』)、同時代[…]

新刊図録『露口啓二写真集』書評/金子遊

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■北海道と風景 2009年の夏は、北海道で半月を過ごした。ものすごいスピードで旭川、北見、網走、羅臼、根室、帯広へと移動していると、或る音楽家がエッセイ集で書いていたことを思い出した。[…]

「BBB展」展評《見えることと見えないことの明滅》/八角聡仁

八戸市民有志による「市民アートサポートICANOF(イカノフ)」の企画展が今年で第九回を数えた。決して規模の大きな展覧会ではないものの、その先鋭的なヴィジョンは既に広く知られており、毎年[…]

露口啓二・豊島重之 往復書簡

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『露口啓二写真集/Blinks of Blots and Blanks/ICANOF2009』 序文1・2   〈序文-1〉 露口啓二〈ミズノチズの新たなる射程〉への往信 ■ 歓待する側が、歓待される側にもまし […]